読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

備中松山城の麓の頼久寺の文化そして「ゆべし」

備中松山城の城下町である岡山県高梁市を歩いていたら、なかなか立派なお寺がありました。 なになに、足利尊氏が諸国に建てた安国寺の一つ。 足利尊氏・直義兄弟は、鎌倉幕府滅亡や建武の新政、南北著の争乱などで亡くなった人々を弔うために、全国に六十あ…

急に備中松山城

仕事で急に、お客様からクレームが来たのです。 ええ、クレームはいつも突然にですけど。 「お客様がお問い合わせの弊社担当は先日退職いたしました。現在の担当は長期休暇中です。」 ってことで、私が現地に行くことになったYO. 行ったこともない場所で扱っ…

オネアミスの翼の異世界感から八王子駅前の斜めストリートを見た

2018年10月20日(土)横浜から横浜線に乗って八王子に行ってきました。 何しにかというと、美術館に「オネアミスの翼展」を観に行ったからなのですが、このブログで報告するべきは食べ物です。 JR八王子駅からちょうど美術館の方向へ斜めに延びる遊歩道ストリ…

日曜午後3時の横浜中華街

横浜中華街、9月と10月の3連休は混んでいたことと思いますが、それが終わった普通の週末も結局ぼちぼち混んでいました。 特にメインストリートである中華街大通りは相変わらずの人混みです。 本日は、メインストリートから直角に入った市場通りにある永遠福…

鎌倉で鎌倉末期と南北朝~観応の擾乱の史跡を訪ねる 4 (完)

2018年10月6日の鎌倉散歩、第4回にして結びとなります。 急に4回シリーズになってどうもすみません。 前回の記事はこちら↓ baroclinic.hatenablog.com 今回もこの時代の概要みたいなのを載せておきます。 鎌倉幕府末期: 後醍醐天皇と足利尊氏などが、鎌倉幕…

鎌倉で鎌倉末期と南北朝~観応の擾乱の史跡を訪ねる 3

2018年10月6日の鎌倉散歩、前回で鎌倉幕府が滅び、今回はその後です。 baroclinic.hatenablog.com 今回もこの時代の概要みたいなのを載せておきます↓ 鎌倉幕府末期: 後醍醐天皇と足利尊氏などが、鎌倉幕府を倒す。 建武の新政: 後醍醐天皇が京都で新しい政治…

鎌倉で鎌倉末期と南北朝~観応の擾乱の史跡を訪ねる 2

2018年10月6日の鎌倉探訪、前回の記事で日野俊基卿の墓所まで行きましたが、今回はその続きです。 baroclinic.hatenablog.com 今回は鎌倉幕府が滅びます。 おさらいとして、大まかな流れを載せておきます。 鎌倉幕府末期: 後醍醐天皇と足利尊氏などが、鎌倉…

鎌倉で鎌倉末期と南北朝~観応の擾乱の史跡を訪ねる 1

秋です。読書です。散歩です。 最近、吉川英治の『私本太平記』を読み終わりまして、その視点で鎌倉を歩こうと思いました。 そもそもの太平記とは、一言でいうと南北朝のてんやわんやを記した書物で、吉川英治の『私本太平記』は、その中で足利尊氏を主役に…