読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

台湾で食べてきた。

前回から1年以上も空いてしまいました。

もう文章の書き方を忘れたので、ごく簡単で具体的な食べ物の話をすることで感覚を取り戻したいと思います。

 

2023年11月の連休、台湾に行ったんです。

 

食べた物、ほとんど美味しかった。

 

ホテルに到着して荷物を置いて、歩き始めて3分でとりあえずで「コレ(指さす)、1コ」と頂いた最初が"鮮肉包" です。


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肉まんに似ていると言えば似ています。


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日本の肉まんとの違いは

・皮が薄め

・皮の底面を油で炒め蒸ししている

・肉の餡は密度が高く固めで弾力がある

といったところです。

 

肉の餡の塩味が程よくて肉汁ジューシー、減った小腹にテキメンです。

1個17台湾ドル(旅行時のレートで1台湾ドル = 4.65円。17台湾ドルで約80円)と価格もカジュアルです。

 

店の前の小さなベンチ、おばちゃんの目の前で食べるスタイルです。f:id:baroclinic:20231108152018j:image

「美味しいでしょ。キャベツ入りのもニラのも美味しいよ」

と店の元気なおばちゃんに話しかけられます。

たぶん。

正確には何て言ってるか分かりませんが、ニュアンスです。

 

これは日本の信州のおやきに似ているのかもしれません。

おやきには肉は入っていませんが、野菜入りのはだいぶ近い可能性があります。試せばよかった。

 

いずれ、台湾に着いて最初の食べ物がカジュアルに美味しかったことで「とりあえず美味しいものは食べた」という達成感と、「これから食べるものも美味しいかも」という期待感が得られました。

 

ちなみにこのお店、台北を歩いているとたびたび同じ店名の路面店を見たのでチェーンというかグループみたいなものだと思います。


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このカジュアルさ、日本にももっとほしいと思いました。