上毛かるたを覚えたい。
上毛かるたとは、群馬県民に配布される、群馬を題材にしたかるたです。群馬県民なら誰でも覚えているらしいです。
私は東北出身で現在横浜に住んでおり群馬とは特に関係ありませんが、だからこそ覚えてみたいと思いました。
さて上毛かるた、ざっくり50音ぶんの読み札がある訳です。どうやって覚えるか。
⚫有名な札から覚える
最も有名な1枚です。20年以上前に会った群馬出身者の自己紹介で覚えました。群馬県は鶴の形をしています。
・力合わせる200万
2番目に有名な札です。群馬県民同士で協力して行こうという力強い呼びかけです。尚、「200万」は群馬県の人口を表しており、増減があるのがポイントです。ちなみに2022年5月時点では約191万人となっており、まあこれは200万人と言いたい数字ですね。
以上の2枚は上毛かるたのジョーカー的存在と認識しています。群馬県の全体を表しているからです。ほかの札は個別案件となります。
⚫最初の文字が地名の札を覚える
他県民にとっては、地名が読み札の最初の文字になっているものは思い出しやすいものです。この条件に合う札はそこそこあります。
<最初の文字が地名かつ温泉地>
個人の好みによるかもしれませんが、群馬と言えば温泉です。上毛かるたには、温泉地名が最初の文字にくる読み札が3つあります。覚えるにはちょうど良い数ですね。
・伊香保温泉日本の名湯
「いろは」順で堂々の1番目をつとめる名湯・伊香保温泉です。1番目ぐらいは覚えたいところです。
・草津よいとこ薬の温泉(いでゆ)
他県民でもどこかで聞いた事があるようなキャッチーなフレーズですね。
・水上、谷川 スキーと登山
あっ、読み札では温泉って言ってないのか。私は水上は温泉と認識しておりました。てへ
・世のちり洗う四万(しま)温泉
よく見たら「よ」で始まる読み札で、温泉の名前は「しまおんせん」なのだけど、なんとなく「よ」と「四」でつながるやーつ。絵札のほうにはムフフな秘密が?
⚫最初の文字が地名(温泉地以外)
・浅間のいたずら 鬼の押出し
栄光の「あ」を取ったのは浅間山でした。赤城山を押しのけましたな?
・碓氷峠の関所跡
軽井沢の入口、碓氷峠は電車好きにもドライブ好きにも有名ですね。
・桐生は日本の機(はた)どころ
群馬で「き」と言えば桐生でしょう。群馬県民のアイデンティティである(?)養蚕の、代表が桐生という位置づけです。
・利根は坂東一の川
ちげえねえ!
・太田金山子育て呑龍(どんりゅう)
全国区ではないかもしれませんが、太田駅から金山城跡へ歩いて向かったとき、やたら「呑龍様」の看板や幟が目についたのを覚えています。群馬県民にとっては有名なありがたいスポットのようです。
・沼田城下の塩原太助
沼田城なら知ってる。でも塩原さんて誰?→どうやら江戸時代に立身出世した豪商らしいです。とりあえず「ぬ」の札は沼田城まで覚えて、塩原さんの話はそのあとだ・・・
(写真は沼田城です)
さて、そろそろ記憶容量のリミットに来ましたので今回はここらへんにしておきましょう。
てか、読み札の最初の文字は全部地名だったらいいのになあ、と地図好きでもある私は思ってしまうのですが、人それぞれなのでしょうか。
かるたに出てくる謎の人物から群馬の歴史に入って行くのも面白いかもしれませんね。
(写真は下仁田ねぎの唐揚げです。かなり美味しい)