なんだか30年前のアイスを思い出して
小学生の頃、夏にお小遣いでよく買ったのはガリガリ君でした。大きくて冷たくて美味しいから。消費税も無かったあの頃・・・50円のコスパは最高でしたね。
まさかあれから30年後にコーンポタージュ、シチュー、ナポリタンとか、突然アグレッシブになるとは予想もしませんでした。
当時は30円のアイスもあり、たしかホームランバーやスイカバーのラインナップで、それもたまに買いました。コンビニも無くて、1kmくらい先の個人商店でアイスの冷凍庫を小学生のグループが覗きこんでいたんだよなあ。
小学生にとっては、真ん中にチョコの入った棒アイスは豪華で憧れでした。キャデリーヌが最初だったかな。松田聖子がCMをしていた気がします。
それから数年後にチェリオが出て、なんと真ん中に硬い板チョコが入っているって、宝物のように豪勢なものでした。
カップアイスでは、コーヒーフロートという、真ん中のバニラ風アイスをコーヒー味のかき氷が囲んでいるやつが大人っぽい風味なのにポップな甘さで好きでした。
パナップもたまーに、フルーツソースの甘酸っぱさを味わったものです。
パピコは2つに分けて食べられるのが嬉しかったし、味は確実に良かったですね。
レディーボーデンは、何かの拍子のいただきものだっだり、友達の家に遊びに行ったときにたまにもらえる高級アイスでした。あの大きいカップを大きいスプーンで掬いながら丸ごと食べられたらなあと空想したものでした。
ビエネッタに至っては、結局子供の頃は憧れのまま、一度も食べられなかった気がします。ここ数年でやっと小さいカップ入りが出たので、狙い撃ちされた形で見つけたら買っています。
なんだか次から次へと30年ほど前のアイスの名前が芋づる式に出てきたので書き出してみましたが、なんと、ここに挙げたアイスは全て現在でも何らかの形で販売されているようです。
製菓会社とそのブランドって、意外と淘汰されないものなのかもしれません。