仙亀 取り扱い注意の泡立つ日本酒
先日、散歩の途中に妙な日本酒を見つけました(散歩の途中で酒屋に寄る癖があるようです)。
「仙亀 にごり酒 かるくいっぱい」
という酒が、300mlの小瓶で、一つだけ残っていたのです。
どうも、瓶に大変そうなことが書いてありました。
必らず冷蔵庫に保管して下さい。常温で置いた場合、栓が飛び中身が吹き出す事が有ります。
普通に部屋に置いてたら、栓が飛ぶことがあるんかい!
開栓前、絶対に振らないで下さい。
ちょっとでも振っちゃだめ?正直、散歩から7kmほど持って帰るのにヒヤヒヤしました。
キャップをゆるめると、ガスがシュッと抜けて液面が急上昇しますので、すぐにキャップをしめなおして下さい。液面が元に戻りましたら、またキャップをゆるめます。
この操作を数回くりかえして、完全にガスが抜けてましたら、お召し上がり下さい。
なんかえらい暴れん坊なんですかね、こうじ君は。
このお酒、原材料は米と米麹だけなので、純米酒と言えると思います。
シュワシュワは添加したものではなく、それらの菌が働いた結果です。
さて、飲んでみると、にごり酒だが見た目よりも甘くない。辛口の炭酸で、硬質です。アルコール度数は10度以上10.9度以下と優しいが、甘くはないのでそんなに一気には飲めません。
途中から瓶をゆっくり振ってオリを混ぜたらコクが出て美味しくなりました。ら好みの問題もあるでしょうが、せっかくにごり酒なので、にごりを味わうべきでしょう。
肴は、意外にも、カマンベールチーズがよく合いました。チーズのマットな風味を酒の泡が浄化するようです。