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読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

緊急特集 「一汁一汁でよいという提案」の衝撃

良い意味で衝撃でした。

和食の第一人者である土井善晴氏が、「がんばっておかず作る必要ないんちゃう」
というおっしゃっているのです。
 
ご参考まで、記事はこちら
出版された本はこちら (私はまだ読んでいません)

 

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

 

 

 
すなわち、手抜きレシピというのは昨今よくありますが、テーブルに並べる品数自体が、一つでいいのだと。
 
この記事を読んで一番救われたのは、子供の分まで料理を作る人(たとえば「お母さん」)でしょう。
Amazonのレビューに「泣きながら読みました」とあるほどです。
 
料理の大御所が言ってくれたからこそ、影響力を持つ話でしょう。
 
一汁三菜はもともと、身分の高い人がおめでたい席で召し上がるスタイルだったんですね。
 
時代が進んで食べ物が豊かになってきたら、良い物を食べたい、食べさせたいという方向から庶民の食事のハードルが上がってしまった。
 
フランス人が自宅でいつもコース料理を食べている訳じゃないって話です。
 
言われてみればたしかに、食事の最大にして大部分を占める意義は、必要な栄養を摂取することですよね。
 
固定観念からのスタイルにこだわる必要はないのです。
 
ちなみにわたくし、一人暮らしがそろそろ四半世紀となり、家族と過ごした時間よりも長く、食卓の見栄えにこだわったことなど無いのですが、それでもなお衝撃を受けました。
 
こんな私ですら、「本当の食卓はもっとちゃんとしている」という観念があったものと思われます。
 
さて、この一汁一菜を紹介した記事へのコメントの中には
「味噌汁だけでは栄養が足りない」
「カレーだけだと塩分と脂肪過多なのでは」
「ごはんとスープの割合から、炭水化物過多なのでは」
「子供には栄養が足りない」
等々がありました。
 
しかし、むしろ逆の考え方だと思います。
 
すなわち、栄養が十分あるならば一汁一菜で良い、ということだと思います。
 
それから誤解しないでほしいのは、一汁一菜「でもok」なのであって、一汁一菜にしなさい、これが健康法です、と言っている訳ではないことです。
作りたければどんどん作れば良いのです。
 
一汁一菜でOKという転換が起きているなら、栄養に関する知識が重要になってくると思います。
 
知識をもって臨めば、無駄な手間を省くことができます。
 
栄養に関することがら、特にダイエット法などは日々年々「新常識」が出てきますが、がんばって追いかけなくても基礎だけ押さえれば良いと思います。
 
 
さて、シンプル食卓の例として、記事へのコメントには味噌汁、カレー、ミネストローネ、鍋等が挙げられていますが、このほかに一品で栄養を網羅できるメニューを挙げてみます。
 
私が、長い一人暮らしの中で作ってきた料理たちです。
 
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⚫️煎り豆腐
1. ささがきごぼうと人参、太めの輪切りにしたネギと、椎茸やシメジなどをごま油で炒め、豆腐を丸ごと鍋に入れて、めんつゆを加えます。
2. 豆腐を崩しつつ汁気を飛ばしつつ炒めて、仕上げに溶き卵を加えてお好みの加減に火を通します。
3. おわり。お好みで七味などをかけて。
 
⚫️野菜麻婆豆腐
1. 小松菜やシメジなどを、豆腐と共に麻婆豆腐の素で調理します。
2. おわり
 
⚫️鮭のちゃんちゃん焼き風
1. キャベツや人参、キノコ類をバターで軽く炒めます。鮭は切り身を丸ごと入れて、炒めながら骨や皮を取り除きます。
2. ワインまたは日本酒または水で溶いた味噌をそれに加えて、蓋をして蒸し焼きにします。
3. おわり。お好みで七味など。
 
⚫️タンメン
1. スーパーの野菜セットなどとニンニク・ショウガ、豚肉などを軽く炒めた後、ラーメンスープで煮ます。
2. 別茹でした麺をそこに投入してなじませたら丼に盛っておわり。
 
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そんな感じで一品ごはん、楽しみたいですね。
 
という文章をほとんどサイゼリアで書きました。すみません。