三島 like a heaven
前回の記事にあった楽寿園を出て三島大社へ向かおうとすると、いきなり澄んだ水の池に出くわします。
その池から川には、これまた透明な水が流れています。
三島には三嶋大社があり、奈良か平安の時代には伊豆国の国府があり、江戸時代には東海道の11番目、箱根の関を越えた直後の宿場町でした。
さらに、この三島から修善寺などの伊豆半島真ん中、そして、裾野への富士山方面、そしてもちろん西の沼津へと街道が伸びる、交通の要衝だったのですね。
岸の花や草もカッコいい。
歩道に植えられた花も揃って綺麗です。
水を辿ると、三嶋大社です。
先日訪ねた茨城県の鹿島神宮は都市部を離れた森の中にあったので、三嶋大社もそのイメージを持っていたのですが、街の中心部にある都市型でした。
創建された正確な時期は不詳なのですが、平安時代からあったっぽいです。Wikipediaより。
そりゃ近隣の若者もお年寄りも、初詣に参りますわね。
さて、今回のグルメはこちら、三島コロッケです。
三嶋大社のすぐ近くにあるカジュアルなお店でいただきました。
三島コロッケは箱根西麓で獲れた三島馬鈴薯(メークイン)を使用したコロッケだそうで、たしかにジャガイモの塊のホクホクした感じはあり、「普通に美味しい」コロッケでした。
伊豆箱根駿豆線の線路が三島駅から延びています。乗ったことは無いけれど、のどかなんだろうなあ。
飲み屋の横丁の下を透明な水が流れ、噴水まであるという風景には、良い意味で違和感すら覚えます。
清らかな水の流れは延々続き、全てが美しくて写真を撮るのですが、どれも似たようなものになってしまいます。完全に自己満足で写真を撮ります。
天国だ、と思いながら歩きました。
(どの写真を載せようかなあと考えている時がまた、癒しの時間です)
大きな池に出ると、富士山まで望めました。
大きな池でも水は透き通っています。
珍しい鳥も発見できました。
なんかもう、フランスかしらと思ってしまう水と木の光と影です。
思いがけず、地上の楽園を歩くことができた日でした。