読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

自由が丘日記

東工大の敷地のすぐ西、緑が丘駅あたりから自由が丘までは雰囲気のある緑道が延びていて、散策には最適です。

地図で確認すると、周囲の道路に比べてガタガタ曲がっているので分かりやすいです。

この緑道の自由が丘駅付近は、ベンチ並び放題のくつろぎゾーンになります。
ホームレスがベンチで寝るのを防ぐとかそういう施策は一切なく、おびただしい数のベンチが並んでいて座り放題です。

自由が丘を訪ねた8月15日はまだまだ夏の日差しがありましたが、木陰のベンチに座るとあら不思議、風が通って快適です。

これが世田谷の実力かと感心する余裕の開放ぶりで、お茶を片手に読書を楽しめます。

ただし、自由が丘の他の場所は、道幅が狭くて車と触れるくらいの間隔ですれ違わなくてはならず、人が多いので立ち止まる場所の確保にも気を遣い、車誘導のあんちゃんに舌打ちされたりする辛さがあります。

おしゃれな店がたくさんあるっぽいけど知らないし、たいがい小さな店なので入りにくいです。高そうです。

そんな自由が丘に、一つだけでもこだわりを持って「あのお店であれ買わなくちゃ」という格好で1ヶ月に1回くらい訪ねるような関係になりたいものです。