小田原から強羅へ 箱根登山鉄道を走る19km (3)
本日も箱根登山鉄道シリーズとなります。
ザーッと写真でも眺めて行ってください。
塔ノ沢駅の次は、大平台駅です。
この駅が、箱根登山鉄道の中で最も紫陽花シーンの豊富な駅だと思います。
周辺にはそこそこ古い民家や社員寮、酒屋などがあり、生活する場所に根付いた紫陽花が、線路沿いだけでなく細い道のあちこちに咲いていました。
カメラ青年もたまに見かけます。おそらく電車と紫陽花のコラボが最も映えるエリアです。
生活感のある小さな山里は、今風に言うと、エモいです。切ない胸の痛みを抱えたまま草葉の陰に行ってしまいたいです。
さて情緒あふれる(そうか、これが「エモい」の元の言葉か)大平台をあとにして、根性で坂を登ります。
ひたすら樹と道路を見ながら行き行きて、次の宮ノ下駅です。
駅のホームの窓に寄りかかって語らう駅員さんを撮ってしまった。デュフ
って、
宮ノ下駅前は、路線の中ではおそらく唯一モダンかつナチュラルなテイストのお店が並ぶエリアでした。
カフェや雑貨屋さんなど、どの店も木の匂いと優しさが素敵でした。
さあ、次回は急いで(?)終点まで行って総括したいと思います。