読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

西友のカレーを食べてみた 3

西友カレー、コンプリートしました。

 

前回のブログから残り3種でした。
計画性というか見通しがなくてすみません。

今回は3種類のみのレビューとなります。次回で私的ランキングを発表いたします。

さあ行ってみよう。


・チャナキチンカレー (150円)


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 意外にもしょっぱさが先に来ました。エビペーストというかアメリケーヌソースのような風味を感じるけれども、たぶん気のせいです。具材はチキンですが、固形分はほとんど確認できません。「チャナ」はひよこ豆ということですが、溶けているのでしょう、全体的に芋や豆っぽい舌ざわりはあります。酸味は無く、前に食べたチャナマサラと名前は似ていますがほぼ別物でした。クリーミーで芋豆っぽいもったりさがあってしょっぱい、独特の味ではあります。


・バターチキンクリーミーカレー (150円)


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うーん甘やかでございます。皆さまに優しい西友のカレーがバターでクリーミーというのだからそりゃ甘いですよね。ちょっぴりトマトの酸味もあり、ウスターソースっぽい風味もあり、「洋食」という単語が浮かぶ味です。普通寄りではあるのですが、甘くクリーミーな個性は確認できます。ルウのとろみは普通タイプで、固形分は少しのチキンのみ。そういえば、バターチキンは元々インド料理だけど、これはもう完全に洋食の味です。


キーマカレー中辛 (150円)


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 ついにラストです。良くも悪くも普通の無難なキーマカレーです。中辛ということで、パッケージにも書いてあるカルダモンでスパイスの存在を出していると思いますが、西友カレーシリーズでおなじみの風味となりました(実はカルダモンよく知らないけど、多分この、舌には刺激を与えず上方に揮発的に広がる風味だと思います)。固形分はひき肉と人参・玉ねぎのつぶつぶが認められます。辛口キーマのほうに入っていたクワイはこちらにはありません。普通に美味しいキーマカレーで、他の市販のレトルトカレーとの違いは、ルウの野菜の粒粒感が感じられることです。野菜を摂取しているのを感じられます。

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 以上で完了です。
 ラストが「普通」ばかりで尻すぼみな印象となり、一発逆転とか急転直下の展開が無かったのが記事としては残念ですが、これが現実です。

 

 食べた順番は、なんとなく気になったものから順に4回ほど分けて購入し、その日の付け合せに合うものが最優先、その次は直近の食事の内容とかぶらないことを優先しました。

 

 感想の流れを概観すると、


なーんだ、カレーのタイトルはエスニックでも、味はだいぶ普通に寄せてるなー

その中では個性を出そうと健闘しているのもある

万人に受け入れられるという方向性の真ん中にあって、それを生かした味もある

 

という感じです。


あ、ここでまとめちゃった。
次回の総括編、どうするんだ。

えーと、次回ランキング、お楽しみに!