読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

寿司、ラーメン、川、城、梅 紀州散歩しました

2018年5月連休の話をします。

写真を撮っておいて、あとから記憶と照合して楽しむ方式です。

 

和歌山市、ラーメン屋のテーブルに何か置いてあるんですよ。

f:id:baroclinic:20180503215918j:plain

開けたら、お寿司でした。

f:id:baroclinic:20180503215951j:plain

「早寿司」!

f:id:baroclinic:20180503220446j:plain

知らなかったのですが、和歌山のラーメン屋では一般的なスタイルらしいです。

ラーメンを待つ間に食べるのです。

もちろんいただきます。

ほどよい酢加減としっかり鯖の風味、お菓子とさえ言えるおいしさです。

f:id:baroclinic:20180503220202j:plain

もちろんラーメンも、豚骨と魚系の醤油スープが美味しい。

 

さて翌朝のお散歩ランは、紀の川を愛でる経路を設定しました。

 

和歌山市紀の川の河口の南岸にあります。

f:id:baroclinic:20180504063816j:plain

雄大な川を渡って、別の橋から戻ってからの、

f:id:baroclinic:20180504064322j:plain

道の両側が川?地図でこんな地形を見つけたら走ってみたくなります。

わーい

f:id:baroclinic:20180504071357j:plain

 

朝食後は和歌山城に行っちゃうよ。

 

f:id:baroclinic:20180504104228j:plain

今でこそ鉄筋の復元天守があるだけですが、徳川御三家だった時代はそれはもう王国チックな城と城下町があったようです。

 

お城の下にある歴史館で復元CGの映像が見られます。

これを見るとお城を見る目も変わります。

 

そりゃあ殿様が来たら平伏したくなるわって感じの規模と美しさでした。

江戸の平和な時代の大きな国には、天守の美しさにこだわる殿様もいたことでしょう。

 

f:id:baroclinic:20180504110220j:plain

建屋は消失したけれど、石垣は残っているのでお庭を見ながら散策できます。

 

庭(現在)から石垣の高い段へ続く渡り廊下を歩けてしまうのも嬉しいところです。

f:id:baroclinic:20180504103430j:plain

天守や庭の眺望が楽しめる、江戸時代にはごく限られた人しか通れなかった廊下を、今では誰もが歩けます。

 

天守の近くには南高梅の木もあるでよ。

ほどよく梅の実もなっていました。

f:id:baroclinic:20180504111520j:plain

 

5月の晴天の下、お城の坂道を登り降りして一休みしたいときに、ちょうど良いお店があるではないですか。

f:id:baroclinic:20180504112601j:plain

やっぱ梅っしょ。

f:id:baroclinic:20180504112419j:plain

大粒で豊かな果肉、甘みと酸味と塩の加減、梅だけで1杯いただけてしまう存在感、そして冷たさと麺ののど越し、そりゃあ美味しくて家に帰ってからもマネするほどでした。

 

以上、記事の最初と最後に食べ物が配置されている、このブログには珍しいパターンでお送りしました。