読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

能登半島の先で贅沢自炊とトレイル散歩

2018年GW、能登半島の先へ行ったときの報告をいたします。

 

とりあえず、端っこを見てみたかった。

 

能登半島の北端に、トレイルがあったのです。
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写真の立札の情報から、椿展望台(2.0km)より禄鋼崎灯台(6.0km)まで、全長8kmとなります。

 

事前にはこの存在を知らず、ふらりと歩いて「ん?何かあるぞ?」となり、あれ?入口はどこどこ?と公道やキャンプ場との接点で迷って、上の立札で言うと椿展望台とシャク崎の往復だけで時間切れだったのですが、

「絶景とはこのことか!」

という風景を見ることができました。

 

トレイルから海の方へ脇道が出ており、数m行ってみたら、


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んん?あの岩の先には海しかないのでは?


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いきなり断崖!

という、道の先が断崖、手すり無し、1人しか立つことができない、ワイルドな場所に行けました。

こういうの好きです。

 

海岸線にほぼ沿って少し山側には県道が走っているのですが、トレイルは海に近く、おいしい景色をいただけます。 

 
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海が見えない場所でも5月の爽やかな潮風が吹き、少しファンタジーな視界です。


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海辺のこんな景色はたまにあるよね。
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海風に吹かれながらの休憩所

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さて、宿泊したのは半島の北の先のほうの、木ノ浦という所でした。

 

木ノ浦ビレッジという施設は、洗練されたバンガローというのでしょうか、宿泊者は自炊するのですが、電気もガスも通っているし、テレビも見らるし、お風呂もあります。

ロッジという言い方が近いのでしょうかね。コテージ?

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お風呂から北の果の海が見えるのよ。さすがに温泉ではないけど。

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セレブなキャンプ・・・とも最早言わない豪華さで恐縮しました。

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冷蔵庫、電子レンジ、トースター、そしてシンクも完備です。

恐縮です。

 

まあ、そんなに本格的な自炊はしないだろうということで、軽くいただいたのが、珠洲市の市街地のスーパーで買ったお刺身と

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トースターでパンを焼いて、具材を乗せてみた。

ブルスケッタというのでしょうか、カナッペというのでしょうか。

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氷見の道の駅で買ったサバの燻製と、スーパーで買った酒粕漬けチーズをミックスしたペーストが美味しかったです。

このミックスだけで合計1000円くらいになっていますが、この際こういうところで食べるのです。

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スモーク風味と熟成酒粕、塩味と甘みが混ざり合い、ワインが進みます。

 

自炊なのだけどゴージャスでしたし、絶景のトレイルを歩きましたし、贅沢な2018年の連休でした。