11月下旬、浜名湖のほとりで何となく立ち寄った公園は、意外とボリュームがありました。
園内に入ると早々に花壇が迎え、11月下旬というのに花が咲いて楽園のようでした。
キャベツのような葉が陽光に透けて、そのグラデーションに見入りました。
公園の中にタワーがあり、園内と浜名湖を見渡せます。写真の上、奥の方にあって水上に橋が架かっているのは浜名湖です。
公園の真ん中には運河が通っていて、花と緑の楽園に景色の変化を与えます。
この日はもう終了していたようですが、運河を走る遊覧船のような船もあるようです。広さがうかがえますね。
鴨もいます。
運河を眺めながらベンチで一休みもできます。豪華な蔦の絡まる屋根付きです。
それにしても人がいない。
薔薇か何かのトンネルもあったり
ウッドデッキに咲きこぼれる花もあり。
大いなる平和を感じられる場所です。
園内には、様々な国の庭園を模したミニ庭園もあり興味深いです。
上の写真はローマのインペリアル風?たしかに何かこういうのをどこかで見た気がします。
こちらは、イングリッシュガーデン的なやつだったかな?
手入れの行き届いた庭の花を眺めながらアフタヌーンのティーを飲みたいものですね。
どうも、国によって庭づくりの力の入れ方に差があったのですが、最も力が入っていると分かるのが中国でした。
壁に丸い窓あるよね。
少し高くなった場所に櫓(?)があり、貴人が目を細めながら遠くを見やるシーンが浮かびます。
金瓶梅とか紅楼夢という単語がチラつきます。よく知らないけど。
白い塀を南国風の樹木が撫でるような風景。
これをきっかけに中国文化が好きになる人がいるかもしれない勢いです。
そんなこんなで夢中になって歩いていたら陽が傾きました。
近くに住んでいたら毎日こんな場所をジョギングできるのか、などと想像しました。
浜名湖ガーデンパークは、ガーデンなのか?パークなのか?それはガーデンのパークであったと分かりました。