読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

うなぎのペンネ 温玉のせ

このところ散策ネタが続いてしまいましたが、久しぶりに食事、しかも自炊ネタです。

先日のトレラン大会で全く予期せぬオマケ賞で、うなぎの蒲焼きをいただきまして、このような運びとなりました。

https://instagram.com/p/-oB-0BGJJ3/

本当は、家に1.7mmくらいのスパゲッティがあったと思ったのでそれを使うことを想定していたら、ペンネしか無かったんです。

それから、卵は生のやつを火を止めたフライパンの中でゆるーく混ぜてからませようと思っていたのですが、バラ売りのが無かったので温玉になりました。

ネギも、長ネギを斜めに切って少し火を通すくらいがいいかなと思ったのですが、ちょうどいいバラ売りのが無かったので、万能ネギにしてみました。


いろいろマイナーチェンジした結果、形は当初の想定と全く異なるものになりました。

味付けは、蒲焼に付いていたタレと、仕上げに山椒です。


うん、不味くはない。

根本的な問題ですが、うなぎとタレが合うのは、やはり白いご飯です。

今回のペンネはしっかりしていて小麦の風味がするゆえに、やや違和感が残る結果となりました。


うなぎと小麦の風味をうまく媒介したのは、ボジョレーヌーボーでした。

軽やかな赤は、甘辛和風のタレと小麦の風味の両方にフィットし、なかなかこのパスタに合いました。

また、白ワインも試したところ、うなぎが魚である一面を引き立ててくれました。

日本酒は、うなぎにはよく合いますが、小麦成分のパスタにはそれほど合わないことが分かりました。

ビールは、すみません、このときドイツの小麦ビールだったので、うまく噛み合いませんでした。日本のビールならいけたのかもしれません。

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☆レシピ☆

1. パスタを茹でている鍋にうなぎの蒲焼パックも放り込んで湯煎し、適当なところで引き上げて食べやすい大きに切る。

2. 万能ネギも切っておく。

3. パスタが茹で上がったらお湯を切り、茹でていた鍋にパスタを戻し入れ、カットしたうなぎとネギを投入し、うなぎのタレも入れて混ぜる。

4. 適当に混ざったら皿に盛り付け、仕上げに温玉を乗せる。(生卵の場合はこれの前の手順の最後で投入しざっくり混ぜる)


どうだい?

「それはほとんど、うなぎの蒲焼パックがレトルトのパスタソースの代わりをしただけでは」

というくらいワイルドだろぅ?

しかも油を使っていないんだぜぇ?


次回の自炊ネタはいつになるか分かりませんが、お楽しみに!?