ラクサとは、ざっくり言うと東南アジアの、カレー風味に近いスパイシーな麺料理です。
日清のカップヌードルは2015年9月28日から発売となっていますので、スーパーなどの店頭で見かけた方も多いのではないでしょうか。
私なんかは速攻で買いますよね。
なんて上から目線で申しておりますが、ラクサとは何か、あまり知りませんでした。
このカップヌードルを食べた後、
「数年前にどこかのフードコートで食べたような気がする」
と思い出した程度です。
カレーに近い味だけどココナツ風味が付いていて、しかもけっこう甘い。麺は柔らかく、スープはソースなのか判然としない粘性と量、そして、ぬるかったような・・・
今ふり返ると上記の味はいかにもラクサなのですが、記憶が曖昧なのは私の舌に合わなかったからなのでしょう。
それが、この新作カップヌードル食べて腑に落ちました。
ニュアンスを少し変えれば日本人にも受け入れやすくなるようです。
まず、アツアツです。
これはもう熱湯を注いで3分ですから間違いありません。
ちなみに東南アジアは暑いので、料理の熱さはそれほど重要視されないらしいです。
それから、甘さがほどほどに抑えられています。とはいえカップヌードル史上では一番甘いかもしれませんが・・・具材の玉子と油揚げが優しい甘さに説得力を与えます。
フタの上にくっついていた後乗せペーストは、調味オイルかと思いきや、レモングラスのタレでした。
これを全体に混ぜると、ココナツミルクと相まってエキゾチックな風味が増します。
個人的に試したことろ、青ネギを入れても美味しいし、生姜の千切りを齧りながらもかなりイケました。
スープにはとろみが付いていて、なるほどラクサは食事にもなるしちょっとした間食にもなる、食べるのが楽しい料理なんだろうなあと現地へ想像が羽ばたきます。
日本だと焼きそばみたいなものかな、あるいはちゃんぽんみたいなものだろうかと考えていたら、日本のラーメンのように地方によって味が違うご当地ヌードルとの紹介がありました。
かなり詳しくて面白い記事です。さすがCREAさん・・・興味のある方はどうぞ
尚、この新作カップヌードルは日清のシンガポールの現地法人と協力して作ったものだそうです。説得力が増しますね。
ほぼ同時に発売された、日清カップヌードル 和風コンソメも気になります。レポートは別途書く予定であります。