読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

キューバサンドイッチの映画がやってくる

先日、映画『アニー』を観てきました。

ブロードウェイの代表的なミュージカルを映画化し、貧困と機会の平等、そして何より生きる力をアメリカらしく真正面からポジティブに描いた作品です。

ミュージカルが原作の昨今の映画は、舞台という空間の制約を外しすことによってよりリアルなドラマに近づけている気がするのですが、この『アニー』は逆に舞台の躍動感をスクリーンで表現しようとしたのだと思います。歌とダンスが映画の中で躊躇なく繰り返されます。

舞台の躍動感はすなわち生きる躍動感ということで、わたくし、余韻とともにサントラを買って歌いたくて仕方ありません。

 

という感想はそれとして、本編が始まる前の予告編で気になる映画が一つありました。


#映画シェフ 三ツ星フードトラック始めました

ロサンゼルスでシェフをしていた人が一念発起し、トラックでキューバサンドイッチを売り歩く話らしいです。

 

ロードムービー好きなうえに食べ物ときたら、これは観ない手はありません。

いやたぶん、演出とか伏線は大雑把で日本ではそんなにヒットしない気はするのですが・・・

あと気になるのは「キューバ」です。

なんとなく、情勢的にアメリカを皮切りにそろそろキューバブームが来ると思っていた矢先でした。

キューバに何がある?」

と問われると自分の中に確たるものは無いのですが、ラム酒とバナナと、ラテンとアフリカの混合、そしてアメリカが忘れたシンプルな生活があると勝手に想像しております。

 

一般公開は2月28日ということで少し先なのですが、食べ物モノの映画ということで楽しみにしております。