読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

麻婆(豆腐・茄子・春雨)丼 唐揚げと春巻き乗せ弁当 って書いてあったから

弁当のメニュー表にそう書いてあったので、3品で120°ずつの同心円上に配置された麻婆豆腐・麻婆茄子・麻婆春雨を想像したのですが

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現物は、麻婆春雨の海の中に豆腐と茄子が紛れているものでした。

なるほど、片栗粉のとろみは無く、ベースは春雨なのでした。

たしかに現物を目の前にして考えると、「三色丼」とは言っていなくて、麻婆の下位概念としての春雨・茄子・豆腐がある。

 

さらに、オプションとしてポイントの高い(と思われる)唐揚げと春巻きでしたが、唐揚げは小麦粉だらけのモコモコしたやつ、春巻きは日本や中国のではなく東南アジア方面の、衣がわしゃわしゃして厚いやつでした。

このように要素の一つ一つを見て行くと残念になりますが、総体のアイデアとしては良かった。

 

このような理想を胸に秘め、食べ物と向き合いたい所存です。

理想を突き詰めるならば、エビチリも乗せたい。