読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

大岡川を野毛から弘明寺まで。桜を待ちわびて

東京で桜が咲かないなら、横浜でも咲かないのです。

2017年3月25日(土)、横浜の桜の名所の一つである大岡川を散歩がてら見に行った結果を報告いたします。

f:id:baroclinic:20170325204639j:image
ほぼ蕾です。

蕾99.5%でした。
すなわち開花率0.5%、5厘咲きでございます。

一方、地元の方々にはおなじみの大岡川の桜の風景、ザ・露天ですが、3月25日(土)11時現在、着々と準備が進んでいました。
f:id:baroclinic:20170325205119j:image
雰囲気から言うと、今日さっそく始める勢いのお店が多かったです。

まだ食べ物は全く置いていないのですが、露天を横目で見ながら進むうちに食べたくなります。

タコ焼き、鶏ステーキ、しゃがバタ、牛串・・・まだ見ぬ賑わいに心もしくは胃袋が踊ります。

f:id:baroclinic:20170325205855j:image
僅かに咲いている桜をアップにして写真を撮る人の心情をお察しください。

いや私よりも切実に開花を心待ちにしているのは、露天の人々でしょう。

f:id:baroclinic:20170325210120j:image
あともうちょっと、ポフッと蕾が開けば開くんですけどね。

一様に蕾のまま、野毛からスタートした大岡川散歩はあっさりと弘明寺に到達しました。

弘明寺は桜並木のほぼ終端です。

終端にはしっかり、弘明寺公園という名所が配置されています。
もちろんここの桜も咲いていません。

蕾だけの桜の樹の下で、青いビニールシートを敷いて震えながら宴席を張っている若者の集団がありました。

「さささ寒みいー」
「中止?ねえ今日中止?」

そんな集団を尻目に展望台へ。

f:id:baroclinic:20170326071612j:image
さすが弘明寺公園、いきなり標高が高い、しかし視界が茶色い。

しかし「ランドマークタワー」とはよく命名したもので、横浜界隈の多くの展望台から見えます。

弘明寺の商店街の、公園とは逆のエンドには学校があり、そこそこ桜があります。
f:id:baroclinic:20170326072236j:image
ここの桜が、この日一番の開花率でした。しかし1分咲きくらいかな。
立ち止まって観る人は、私以外にいませんでした。

弘明寺商店街の中華料理屋でなんとなく焼きビーフンを買って帰路へつきます。

1パック200円と書いていたのに
「220円になります」
「え?200円ですよね?」
「消費税を入れて」
「え?」
「216円ですが、中途半端なので」
「え??」

面倒臭かったのでそのまま220円払ってしまいましたが、210円に値切るかレシートを要求するべきでした。
要注意の中華屋があることだけ書いておきます。
f:id:baroclinic:20170326073036j:image

復路は川をたどらずに県道を走り、みなとみらいへ。

f:id:baroclinic:20170326073629j:image
横浜美術館の横、遠目に見ると桜によく似ているモクレンが、このときばかりは写真に撮られています。

f:id:baroclinic:20170326073827j:image

何年もこうして観光地に咲き、「なんだ違うの?」と言われている、モクレンです。
f:id:baroclinic:20170326073934j:image
これが「木蓮の涙」(ちがいます)。

そんな、桜を待つ人々を見ながら、桜を待つ私の散歩でした。