読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

多摩リバー100km、すみません自転車です

事情が重なり、自転車を購入しました。

ガチではないけど、そこそこスポーティなやつです。

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さて、いきなり行って参りました、「たまリバー50km」略して「多摩サイ」?、略さないと「多摩川サイクリングロード」みたいなやつです。
往復100kmになります。

私は川崎の六郷橋(河口から約3km)からスタートしましたよっと。

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六郷橋のたもとに行くまでコースがどちらにあるのか知らず、川崎側でスマホから調べた結果、全コース多摩川左岸すなわち東京都側と分かりました(そこで知った)。

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少し行くと現れたサザンクロス的な楼閣の街は何かと思ったら、武蔵小杉でした。

しばらく会わないうちに大きくなったねえ。
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ところでこのコースを走ったのは土曜日だったのですが、ランニングをしている人のほうが圧倒的に多かったです。
5倍以上の差はありました。

これまではランナーの立場でいつくかの河原を走ったことがありますが、自転車の立場で走って改めて「歩行者優先」の注意書きが多く目に入りました。

河原道は比較的広くて平坦で、市街地に比べて景色が変わりにくいため、灼熱の日の荒川なんてひどかったなあ、追い越して行く自転車が恨めしかったなんて思い出して優越感に浸る部分もたしかにありました。

しかし一方で、 自転車がラク過ぎてカロリー消費してないという焦りも付いてきました。

優越感と焦りに挟まれながらの小トリップです。

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そしてケツが痛い。

初めての硬くて細いイス(サドルと呼ぶらしい)ですから、100km走ったら痛くなりますわな。

ツーケーの休憩を取りながらの走行です。

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わあ多摩川狭くなったねえって思ったら、河川敷なのに道に迷って別の細い流れを辿っていたなんてこともありながら、
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さくっとゴールに着きました。

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ゴール地点は羽村玉川上水取水口です。
(2年前は玉川上水を辿って40kmランニングでここまで来たのでした。)

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今回は対岸に渡り、土手に自転車を置いて羽村の歴史資料館(無料)を見学してからの帰路です。

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柔らかに射す午後の日を浴びながら。
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ツーケーの休憩を取りながら、次第に日が暮れて行きます。
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川崎まで戻って来たで。
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多摩川の向こうに富士山のシルエットが浮かんでいました。
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再び六郷橋を渡ります。

痛くなった身体の箇所は、ケツ、腰、腕と膝でした。
脚の疲労は全くありません。

消費カロリーが不明のまま、多摩川コースを往復した達成感から肉を焼いたり弁当を食べてしまいました。
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今までママチャリにしか乗ったことがありませんでしたが、身体が拡張されたように意のまま以上に速く走る自転車があるものなんですね。

さてさて、私はどこへ行ってしまうのでしょうか。