読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

三河安城その2 まだ食べてます

三河安城レポートその2です。今回で完結します。

 
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まず、梨です。
 
安城の梨は有名なのだそうで、たまに見かける農園から直接買うこともできます。
直接買える農園は、なんらかの看板が出ています。
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農園で選別・箱詰めしている場所を訪ねて、テキトーに袋詰めしてもらってテキトーに買います。
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直接訪ねると、一部が虫食いだったり傷が付いていて売り物にならない個体をオマケでもらえたりします。
 
さて、この安城という、水に恵まれた平らな土地ですが、昔はお城があったそうです。
 
戦乱の世で名前も定かではありませんが、いちおう「安祥」という名前が入ったものだったようです。
 
三河といえば、徳川家康じゃないですか。
 
なにげに家康の数代前に、もっと矢作川の上流のほうから出てきた松平氏が安祥のお城を奪取しました。
これが、のちのち江戸幕府の中心となる松平家が勢力として頭角を現すきっかけとなったらしいです。
 
そんな安祥のお城も、松平家矢作川を東へ渡って岡崎に移り、織田家との境界も変わってお城の意味が無くなり、家康の代で廃城になりました。
 
この、安城(安祥)と岡崎を隔てる矢作川がけっこうデカいのですが、縄文時代は海だったんですね。
周りに貝塚がありまくり、という情報を、安城市の歴史博物館で得ました。
 
歴史博物館には貝塚の展示あるよね〜。
 
ところで、愛知県や岐阜県の国道や県道沿いでは、台湾料理の看板を出している店が目につきます。
赤を基調に、デカい字で分かりやすく書いてあります。
 
それらの味は店によりますが、概して価格の割に量が多くてそこそこ美味しい。
 
そんなお店を一つ見つけたので、作業の合間の昼休みに入ってみました。
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やっぱり多いよ。
1食でだいたい2人分です。
ラーメンと、メインとライスとサラダと小鉢と。
ドリンクも付くでよ。
 
黒酢酢豚を頼んだところ、デカかった。
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写真では見えにくいかもしれませんが、デカい豚肉の塊が前後に2つ入っています。
高級なタンシチューみたいに、肉メインで、他は肉のためのソースぐらいの勢いです。
 
どうしてこんな店が多いのかと検索したところ、まとめが1つ見つかりました。
やや偏見が入っているかもしれませんが、数々の料理の写真をご覧ください。
 
梨、松平、中華料理とバラバラな話になりましたが、堪能した感はございます。