陽光と夕闇と祝祭の遠州路
ここ数回(ざっくり)、11月下旬の東海道・名古屋までの旅について書きましたが、今回で最後になることでしょう。
ベリーのチーズケーキも、赤系統の色彩によって秋の豊穣と祝祭が表現されます。美味しかった。
翌日は浜名湖で、ついに遊覧船に乗りました。
はからずもこのブログに何度か登場した浜松です。こんなに訪ねるのであれば、一度は浜名湖に浮かばなければならないでしょう。
残念ながら、大きめのカメラを持ったおじさんが1人だけ乗ってきたのですが、その人がカモメにえびせんを投げたおかげでこちらもカモメに申し訳が立ちました。
他人のえびせんで寄ってきたカモメを写真に撮ります。
湖面からあの、東名高速・浜名湖SAを望みます。いつかやってみたいと思っていたのです。
浜名湖の水と風と緑を堪能し、湖の縁を回って浜名湖ガーデンパークに立ち寄ってみた訳です。
脚とカメラのおもむくままに、つい陽が傾くまで歩いてしまいました。
次は牧之原の台地を目指します。
牧之原へ向かう途中で夕暮れになりました。
上の写真は途中のコンビニから撮影したのですが、影になっている下の部分は全て茶畑なんですよ。写ってないけど。
何本も立っている小さなスピーカーのような柱は、スプリンクラーでしょう。
ほらほら、影ですが、お茶の葉の形が見えます。
ついに辿り着いた牧之原は、あっと驚く高低差の台地でした。こんなにダイナミックな地形だとは思っていませんでした。
眼下に街の明かりが広がります。大井川の手前(あるいは向こう)の金谷の街です。
お茶の台地の宝石箱や!
という贅沢な旅をしました。
ありがとう、同行者。ありがとう、2015年。そして、ここまでついて来た読者の方々、誠にありがとうございます。