「果」という字は、いかにも果実っぽい。
シトラス系?
ベリー系?
それともナッツ系?
とにかく何かが成っている。
「結果」とは、実を結ぶことだ。
おいしいものだとうれしいね。
だけど「果」には「果て」の意味もあって、おしまいの領域だ。
「この世の果て」に果物がたくさんあればいいけれど、無さそうな気がする。
そしてついには「果てる」で、死の意味にまで到達する。
「果」という字、持てる力を使い果たした。
そしてまた何かが始まる。
「果」は、始まりを内包している終わりだった。
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って、散歩しながら撮った写真を眺めながら考えたことを、そのまま載せました。
秋ですね。