日清カップヌードル 和風コンソメが透きとおる
和風コンソメとは何だろう?
西洋のダシがコンソメで、日本のダシが出汁なのでは?
と調べたところ、コンソメとは脂肪の少ない肉や魚を野菜煮込んで、澄んだ状態にしてスープの素にしたものだそうです。Wikipediaより。
コンソメスープって今ならインスタントでできてしまうし、レストランでコンソメスープが出ると正直物足りなく感じることがあるのですが、本来は非常に手間をかけてアッサリ味に仕上げたものらしいです。
ということは、鰹の風味で和風であっても野菜と煮込んで濁らなければコンソメな訳ですな。
では見てみましょう。
澄んでたー。
かなり澄んでました。
そして、お湯を入れた瞬間に匂い立ったのは、どん兵衛の香りでした。
しかしコンソメであるから、野菜も入っているのでしょう。
舌から喉から食堂から、スープが沁みてきます。
なるほどコンソメって、人間の消化系器官の細胞に沁みる作りになっているんだなと得心します。
具材は、いちょう切りの大きめカットなサツマイモの風味が香ばしく、良い役割を果たしています。
他のキャベツやニンジン、シイタケは小さくて、普通のカップヌードルらしいけれども、やや多めなのが嬉しいです。
それから忘れちゃいけない、タマネギの存在がコンソメらしさを醸し出しています。
全体的には、優しく新しい和風コンソメスープの野菜と麺入りと捉えると一番美味しくいただけそうです。
ある意味、昨日のカップヌードル シンガポール風ラクサとは対照的です。
昨日のラクサは、スープなのかソースなのか中間を行く粘性で、味はスパイシーかつミルキーでした。
これがほぼ当時発売って不思議だと思ったら、和風コンソメはカップヌードルLightシリーズで9月21日発売、ラクサはカップヌードルエスニックシリーズで9月28日発売と、微妙にラインの違う商品だったようです。
そういえば発売以来様々な味で楽しませてくれたカップヌードルは、現在どういう分類になっているのかとカップヌードルのホームページを見たら、商品情報のページは見やすく一覧になっていました。
分類法をまとめると、
⚫️大きさは4種類 - ミニ、レギュラー、BIG、KING
⚫️麺(パスタ、米)の形態も4種類 - ノーマル、パスタスタイル、カップヌードルごはん、エスニック
⚫️カロリー別で2種類 - ノーマル、light
⚫️替え玉?1種類 - カップヌードルRefil
ということで、一見似ているlightとエスニックシリーズは、別ラインなんですね。
いずれカップヌードルシリーズは発売のたびに話題になり、味も裏切らないし期待以上のものが多くて、まるで月刊誌のように次号が楽しみな状態です。