18きっぷで静岡の旅 まとめます。
数えたら10回シリーズになっておりました、18きっぷで静岡の旅です。
ここで総括として、18きっぷでどれくらい静岡を楽しめるのか分析してみましょう。
- 18きっぷの特長を生かす
18きっぷの魅力の一つは、乗り降りが自由なことです。
天気や気分に合わせて急に適当な駅でふらりと下車しても楽しめます。
熱海から浜松すなわちだいたい静岡の東から西まで、東海道線で本気を出せば2時間半です。
熱海から浜松まで33駅あるので、そのうちの好きな所で降りて30分なり1,2時間なり過ごすことができます。また、電車の本数が比較的多く10〜15分間隔なので、電車の時刻に合わせて行動する必要もありません。
そこが「ぶらり」派にとって大きな魅力です。
・逆に、ぶらりとしない派はどうか、すなわちスケジュールをしっかり固めて行動する派はどうかというと、たぶんこれも面白いものができるのではないかと思うのですが、私はスケジューリングが得意ではないので・・・計画はお任せします。
- 昔の宿場町の連続
・東海道線は昔の宿場町が連続しているのですから、何もない訳がありません。一見駅前が普通の街でも、調べると何かが出てくるでしょう。
・一方で、主に乗物の発達により、宿場町としての役割がここ100年ほどで大きく失われたのも事実でしょう。
・もともとは一つのまとまりであった宿場町が、明治以降どのような変貌を遂げたのか・・・それぞれの駅に降り立ってそれを確認するのも面白いかもしれません。
- 18きっぷでは行くのが難しいと分かった場所
一方で、駅前のちょい散策だけでは足りず、18きっぷでは行くのが難しい場所もたくさんあります。
- えっ結論これですか
ここまで書いてきてなんですが、三保の松原など上記の理由から、富士山と海の絶景など、静岡を隈なく味わい尽くすなら、車の方が向いていると思いました。
- いやいや、複数の観点から考えてみましょう
車での移動を考えたことで、「もう一つの楽しみ方」としての18きっぷの旅という観点ができたではありませんか。
それは、昔の宿場町に密着しながら、静岡の豊かな海の幸と山の幸、そして昔の人が創意工夫した名物などを酒とともに味わうということです。
車だとお酒が飲めないのです!
1回やって終わりではなく、2回でも3回でも訪ねたい場所のネタはあります。
静岡というテーマパークの入場券が、18きっぷ1枚か2枚ぶんと考えるとお得ではありませんか。
- ついでに。静岡、交通手段を考えずに自由に行きたい場所を挙げるのも楽しい
浜松だけでも
・浜名湖を走って一周したい。
・浜名湖の遊覧船に乗りたい。
・うなぎパイファクトリーに行きたい。
・SUZUKIの工事見学したい。
・遠州鉄道に乗って山のほうの美術館を訪ねたい。
などなど、尽きません。
それから、やっぱり、
・東海道を自分の脚で走りたい。
そんな希望も湧きますよね。
◼️記事まとめ
ではでは、このシリーズの記事を並べて終わりとします。
記事掲載の順番は、実際に訪ねた順番と異なっているので、ここで時系列に並べて整理しておきます。
出発前の意気込みですね〜。18キッパーにとって地獄の静岡?いやいや、むしろ降りまくろうぜ。野心が湧いた瞬間です。
旅の朝からいきなりかき揚げ丼を食べましたね。
かき揚げ丼のすぐあとにチーズたっぷりとろーりパスタを頂きましたね。
この手前の由比の桜えびも食べたかったのですが、さすがにお腹一杯で、県庁所在地を確認し、家康愛を感じたのでした。
天気のあやしかった9月6日、ついに猛烈な雨に遭遇します、隠れる場所のない長い橋の真ん中で。
雨に濡れまくった体を温めたのは、江戸時代からの伝統料理「たまごふわふわ」でした。
(2015年9月19日追記: 改めて、袋井駅で入手した観光冊子「袋井ほっと観光」を見たのですが、お寺、城跡、公園そしてグルメなど、28ページに及び地図も付いた充実の内容です。1日か2日かけて訪れるのもいいかもと思えてきます。すごい)
ついに浜松に到着です。食べてます。食べてます。
朝寝坊してバタバタしてから浜松城へ。駿府城を擁する静岡市との関係について考えました。
楽器博物館、行ってびっくりよ。
そして今回の旅の最西端、浜名湖へ。それから進路を変えて東へ戻ります。お土産も美味しい~。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。