読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

カップヌードル パスタスタイルは、汁なしカップヌードルである

新発売の日清カップヌードルパスタはイタリア人がパスタとは認めなかったと評判ですが、

www.cupnoodle.jp

では何なのかというと、まさにカップヌードルでした。

 
汁が無いだけで、その味はカップヌードルの真ん中でした。
 
2つの味の感想を書きます。
 
  • ボロネーゼ

 

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ボロネーゼ、食べる前の状態

お湯を切っているとき、あのいつものカップヌードルの油揚げ麺の香りがします。

味はさすが、チーズとトマトと肉のエキスの風味が濃厚です。美味しい。コクと酸味がしっかりしています。

具材のミートは、たしかに個別で食べれば牛肉の風味が濃いけれど、柔らかいし相対的な量が少ないため、なしのつぶてです。

粉チーズやパセリ、タバスコ等の調味料もよく合いそう。お好みで。

軽い赤ワインに合わせるとウキウキします。

 

 

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ボンゴレ、食べる前の状態

見た目はペペロンチーノ、粉末ソースをかけた時点ではさらに匂いがペペロンチーノ、しかし調味オイルをかけたらやや方向が変わり、口に入れると貝類の濃厚な香りがします。
具材はボロネーゼ同様、粒だけ食べたら濃いけど量が少ないのでなしのつぶてです。
こちらもパセリやバジル、オレガノ、粉チーズなどをかけて楽しめます。
デイリーな白ワインによく合います。
 
 
■所感
 
焼きそばやスパ王と同じなのですが、湯切りの面倒さはあります。
それからソースと具材を混ぜる手間もあります。
手間をかけた割には、汁も無いのですぐに食べ終わってしまう淋しさはあります。
 
しかし、それを補う味は流石です。
ジャンクに美味しい。
テーブルワインやサラダと合わせて、忙しい日の軽いお楽しみディナーになることでしょう。