仕事でたまに、外国の方を出迎えたり食事に案内することがあります。
このお刺身の中でどれが一番好きかを尋ねたところ、
- まぐろ赤身
- サーモン
- タコ
だそうです。
鰤(4位)までは美味しいけれど、その他は特にプラスの方向ではなさそうでした。海藻と紫蘇・大根は食べませんでした。
尚、そのドイツ人は恰幅が良くて普通の人の2倍ほどあり、趣味はクッキングで世界各地の料理を作り、現在タイに赴任中です。
せっかくなので、ドイツとタイと日本のビールではどれが一番好きか聞いたところ、
「うーん、ドイツ」
そりゃそうですよねー。
一番好きな食べ物は
「ステーキ」
でっすよねー。
我々が想像するドイツ人の傾向にだいぶ近いようです。
実際、注文した880円の牛ロースステーキに最も箸が進んでいました。
また別の日の別の話ですが、中国人を駅まで案内したときに
「日本のサラリーマンは毎日夜遅くまで居酒屋で酒を飲むようだけど(やや誤解)、自分はそれほど酒が必要だとは思わない。食事メインで、高くなくて、日本のトラディショナルなお店は無いものか」
と聞かれ、それは定食屋ですね、と思ったら目の前に大戸屋があったんですよ。
「フィッシュ、チキン、ポークそれからベジタブル、いろいろあります」
と店頭のディスプレイを紹介したら
「そうそう、こういうの」
と喜んで入って行きました。
その結果は残念ながらその後に会う機会がなかったので分かりませんが・・・
また別の中国人は北東部、北朝鮮の近くの出身で、その土地では鶏肉を食べる習慣が無かったため観念的に鶏肉が食べられないそうです。
日本に来て、連れて行かれた店が鶏肉専門店で困ったことも何度かあったとか。
世界各地にはメジャーな宗教上の禁忌以外にも、ローカルな食習慣で特定の食べ物を避ける人々がいるのですね。
なんて、私も例えば犬肉なんかが出てきたらやや焦るでしょう。
フィリピンにはヒヨコが孵化する直前の卵を茹でた料理があるそうですが、食べる自信はありません。
「観念的に」食べられないって面白いですね。ある人は食べられるのに、他の人は脳みそが邪魔して口を開くことができない。
そんなことを考えながら、日々ブログを綴ります。2020年、東京が賑やかになる時まで続いているかな?