読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

今更ですが、雪印と明治のカマンベールチーズが瓜二つである

つい一昨日たまたまスーパーで2つ並んでいたので気がついたのですが、それまでは全く気付かずどちらか一方のチーズを買っていたようなのです。

http://instagram.com/p/yCTqAPGJLy/

two カマンベールs

パッケージの雰囲気も似ているし、開けてみても同じような容器に同じ形のチーズが入っています。

タイミングと場所によって違うかもしれませんが、この時は2つが同じ価格で売られていました(希望小売価格も同じ)。

そしてスペックですが、両方とも100gジャストです。

さらに成分を確認してみました。

http://instagram.com/p/yCUAz7mJMQ/

裏側

左が明治、右が雪印です。

ほとんどの成分が同じですが、あえて言うと、炭水化物が明治1.1gに対して雪印が0.6gです。あと、ナトリウムが明治476mgに対して雪印が500mgといったところが目立つ違いでしょうか。

 

食べ比べてみたところ、実によく似ているのですが強いて述べると、明治が我々日本人に馴染みのあるプロセスチーズに近くミルキーでやや粉っぽく、それに比べると雪印はエナメルのように滑らかでよく知らんけど玄人っぽく素っ気ない味でした。

それでもほとんど同じだし今まで気が付かなかったくらいなので、どちらか一方だけ目の前に出されたら言い当てる自信はありません。

 

こういう日本企業の横並びの性質が嫌いですよ。

この製品がそっくりなだけでなく、両社とも別途「切れてるカマンベール」を発売し、それに飽きたらず両社ともカマンベールの真ん中にスパイスを入れた商品を出し、それらが全て両社とも同じ希望小売価格となっています。

 

消費者をナメんなよと。

酒の勢いで申し上げます。

 

私もこの場でこれ以上追求する手立てもありませんが、こんなんじゃTPPへの参加を支持してしまいますよとか、書いているうちに話が大きくなってきたのでこの辺りで切り上げます。

 

カマンベールチーズおいしいよ。