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読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

限られた素材でメニューを考える仕事

勤務先の建屋で買える弁当は一社独占なのですが、スモール弁当、ラージ弁当、スペシャル弁当、ヘルシー弁当、丼ものの5種類があり、毎日違うメニューが楽しめます。

感心しているのは、どの種類の弁当にしても、一度たりとも同じメニューが無かったということです。

 

どういうことかというと、単純に「鮭弁当」「唐揚げ弁当」といったものはなく、水餃子の甘酢野菜あんかけとか、カレー風味の肉じゃがとか、ハムカツのチーズクリームソースといった、ひとひねり加えたメニューになっているのです。

スモール弁当でさえそういった2品のメインと野菜中心の2品、それからサラダと香の物が付くのですから、楽しくない訳がありません。

 

2週間分の予定表を眺めていて思うのは、メニューを考える人が本当に食べ物を好きなのだろうということです。

単なる仕事であれば、それこそ「鮭」「鯖」「唐揚げ」「ハンバーグ」といったパターンの繰り返しになると思うのです。

 

ああ私もこんなメニューを考える仕事をしてみたい・・・けれど、どれくらい考え出せるものなのだろう?食べ物好きを自負する私でさえ、5日分を揃える自信がありません。さらにそれが5種類あるなんて。

 

実は、メニュー表を眺めて気がついたのですが、同じ食材が次の日やその次の日に別の種類の弁当で使われているのですねえ。豚丼の豚が翌日は竜田揚げに。麻婆茄子が翌日は茄子味噌炒めに。

そういったパズルのような組み立てもまた、余程好きな人の楽しみなのだろうと想像します。

 

だってね、もちろん食材や味付けの組み合わせでできるメニューの構成も楽しいけれど、食べると実際美味しいのですよ。

この流れが何年も続いてくれるといいのですが、そうは行かないのも世の常、ということが少しずつ分かってくるのが、歳を取るということなのでしょうか。

 

とりあえず明日は、唐揚げのチリソースとイカフライが楽しみです。イカフライはどんなソースで来るのかな。先日のゴボウかき揚げなんか、ニンニク風味のバーベキューソースできましたからね。

 

写真 (14)

横須賀

写真は、勤務先や弁当とは全く関係がなく、先日散歩して撮影した横須賀の崖と住宅です。社内は撮影禁止なので・・・

てんこ盛りのイメージでご査収ください。