作って食べてみたレポートです:
食パンにバターを塗って、8-10mmの厚さに切った柿を乗せ、その上にとろけるチーズを乗せてトースターで焼けばできあがりです。
驚くほど美味いという訳ではなかったけれど、柿にこんなイケてる食べ方があったのか、おめでとう柿、という感想です。
まず、柿が温かいことでやっと気がついたのですが、柿は食感がサツマイモやカボチャ、栗や小豆といった甘い穀類に似ている一方で酸味もあり、独特の立ち位置にいます。
そのような存在をパンに乗せるのです。
小倉トーストでもいい、さつまいもペーストを塗ってもいい、そういう食パンの上に少しだけ酸味のある柿が乗ります。
さらにチーズを乗せることで、甘みはやや引き立ち酸味は中和され、パンと馴染みが良くなります。
さらに、赤ワインと合うことも分かりました。赤ワインと柿の両方に豊富に含まれるタンニンという物質が味わいをつなげるのかもしれません。
ゆっくりした休日の朝に、この新しい調和はアリだと思いました。