読むめし

口で咀嚼するたけでは足りず、観念でも食べ物を愛でようとする人間

吉野ヶ里。遺跡で公園で歩く歩く

佐賀県だったのですね。吉野ヶ里遺跡の名が全国に轟いたのは、1989年のことでした。有名になる前のこの場所は、1970年代: 農地や宅地を作ろうと土を掘ったら何か出た。1980年代: 工業団地を開発しようと調査したら、かなりいろいろ出てきた。という状況だっ…

長崎・平戸。玄関にして果ての街

長崎市を訪ねる人は多いけれど、平戸へ行く人はどれくらいいるのでしょう。で調べたところ、2015年の各自治体の統計は長崎市 669万人平戸市 178万人でした。うーん、4倍弱で、思ったより差はなかった。長崎から平戸までは 100kmあり、直接つなぐ鉄道はありま…

熊本。清正さまへの愛を街が叫んでいる。

はい、5月に熊本を訪ねました。お城へ行かねばなるまい。2016年の地震で大きく損壊した熊本城ですが、近付けば何かは見えるに違いないとアプローチします。たしかに壊れている。想像していたよりもあちこちが損傷し、ほとんど遠巻きにしか見ることができませ…

鹿児島、この星の活動の果てに

2017年5月に旅した九州シリーズです。今回は鹿児島のレポートです。いきなり桜島が噴火したようです。いやあ、灰が降ってるんだけど?鹿児島の人ってすごいね。こんなに灰が降る所で生活してるの?まさに桜島の縁を移動しているときに降ってきて、「なんじゃ…

焼酎。それは九州

お腹の風邪の回復状況を見守っていたら、また時が経ってしまいました。いよいよ梅雨に入って、夏を待つばかりとなって参りました。先月(2017年5月)のことになってしまいましてが、連休は主に九州を旅しておりました。自分にとっての新しい体験は、焼酎でした…

修善寺日記 その2

11月の下旬に尋ねた修善寺その2です。今回で完結します。晴れた日は、さすが静岡、富士山が雲を引き連れて聳えていました。そんな自然の中、自転車に凝っている人(?)の間ではそこそこ有名らしい、修善寺サイクルスポーツセンターに行ってみました。屋内も屋…

修善寺で秋を食べるよ

初めて訪ねましたよ修善寺。山あいの川沿いで、時代に取り残されることもなく、変に商売っ気を出すこともなく、素で佇んでいる風でした。修善寺の街に着いて、ガイドブックも見ずに昼ごはんでふらりと入った小さなお店がとても良かったです。ふろふき大根ゆ…

佐原の小江戸散歩 そして豚肉

10月半ばの天気の変わりやすい日、千葉県の佐原に行って参りました。途中、同じく千葉県にある佐倉に間違って目的地が設定されていたというハプニングも軽く乗り越えて、佐原を訪ねました。東京・横浜方面から行く場合は、それほど方向が違っていないので、…

三河安城その2 まだ食べてます

三河安城レポートその2です。今回で完結します。 まず、梨です。 安城の梨は有名なのだそうで、たまに見かける農園から直接買うこともできます。 直接買える農園は、なんらかの看板が出ています。 農園で選別・箱詰めしている場所を訪ねて、テキトーに袋詰め…

三河安城、食べて飲んで、荒天のデンマーク

三河安城という新幹線の駅は、名古屋駅から1つ東京寄りで、各駅の「こだま」だけ止まります。仕事で訪ねたのですが、週末に1日フリーな時間ができたので、散歩しましたよね。まずは腹ごしらえですが、グルメ情報としてはいきなりメインとなる「北京飯」です…

できすぎなのでは秋芳洞

秋芳洞は、山口県にある大きな鍾乳洞です。入ってみた。入口を振り返った。洞窟の真ん中を流れる川が、洞窟っぽさを引き立てます。大きな空間に続いて早速現れるのが、百枚皿と呼ばれる形状です。どうしてこんな形状になったのかは、解説にはありませんでし…

吉川さんの岩国という街

山口県岩国市にどんな歴史があるのか、江戸時代は誰が治めていたのか、そもそも城があったのかさえ知りませんでした。錦帯橋、形はイメージできたけど、それが岩国にあるものだとは、訪ねる直前まで知りませんでした。その程度の予備知識からの訪問です。何…

見知らぬ土地で普通にガッツリ中華 in 徳島県

旅行に出ると、名物を食べてみたくなります。実際食べます。しかし、情報もお店の選択肢もない場合は仕方ありません。特に名物でもないものだって美味しいのです。地元の人々は、毎日名物を食べている訳ではありません。という訳で今回は、旅先だし日本国内…

宇和島ノスタルジー、そして魚たち

前回と同じことを言いますが、宇和島の人々は、みかん畑の斜面に暮らしているイメージを持っていました。 意外と平地が多かったことは前回のレポートのとおりです。 ところで、瀬戸内海に面した街というのは、海運が主役であった時代に栄えた所が多いでしょ…

みかん色の宝石、それは宇和島

宇和島を訪ねるまでは、みかん畑の急斜面が西の海に向かって飛び込んでいて、みかん以外の人々は魚を獲り、宇和島東高校で野球をし、斜面に密集して暮らしているイメージを持っていました。しかし実際に行ってみたら、けっこう平地に街がありました。宇和島…

アイランドホッピングの海

アイランドホッピングという言葉は、数年前にフィリピンのオンライン英会話教室で知りました。島々を巡ること自体を楽しむ旅やアクティビティというのでしょうか。多島海ならではの遊びです。東日本に生まれ育って暮らしてきたせいか思いつかなかったのです…

水都で、おでん。松江の川のほとりで

前回は関ヶ原のエピソードから松江での邂逅をテーマに書いたので、今回は現代の様子を書きます。 松江は、予想以上に水の街でした。 訪ねるまでは何となく湖と海の近くにある街のイメージを持っていたのですが、実際に行ったら水郷でした。 水郷というとこれ…

無茶振りからの進化 - 呉の大和ミュージアム

行ったことはなかったけど、なんとなくカッコいい街だと思っていました。 瀬戸内の水軍の港であり、近代ではいかつい船をガシガシ造る、海とともに生きる街です。 2016年のGW中、土砂降りの中で立ち寄った「大和ミュージアム」は、老若男女で大盛況でした。 …

萩の宿。ひねもすのたりしたかった。

前回の記事で、「萩の街は質素。そこで生まれ育った松蔭先生はあらゆる贅沢を投げ打って日本のために奔走した」みたいなことを書いておいて矛盾するのですが、今回は萩で泊まったリッチな宿について書きます。知人のクーポン券で、高いお宿がお値引きよ。 な…

萩の街と松陰先生と、品質保証について思ったこと

萩市を歩くときは、吉田松陰を呼び捨てにしてはいけない。 市民は「松蔭先生」と呼ぶ、とどこかで聞いたのです。 せっかくそんな街を訪ねるのだから、松蔭先生のことを少しでも知ろうと、司馬遼太郎先生の『世に棲む日々』を探訪の前日に読みました。 旅の中…

Hiroshimaラブリー

なんだか妙な話ですが、連休前の1週間と連休後の1週間は仕事で広島に滞在し、その間の連休も中国地方を中心に旅しておりました。 文章でビジュアル化(?)すると、 広島 → 目黒に1泊 → 連休の旅 → 目黒に1泊 → 広島 → 目黒now となります。 しんどいわ。 い…

坂の街の猫を撮り放題

瀬戸内海の、とある街です。 いきなりネコ3匹コンボいただきました。屋根と塀の上に乗っていますね。こちらは可愛らしい見返り美ネコです。坂道の塀の踊り場のようなところに乗っています。狭い路地でこちらを見るネコ。石段で丸まるネコ。カフェのアイドル…

仕事で広島!

急に行くことになったのです。 夜の8時頃に電話があり、翌朝できるだけ早くと。まさか1週間滞在することになるとはこのとき思ってもいませんでした。 今回の日記はかなり無計画に、広島で撮った写真をバラバラと載せる回になるでしょう - 到着した当日は土砂…

伊勢志摩の海だよ

渥美半島の先端からフェリーで鳥羽に渡り、複雑な地形で神々しい山と海を見ながら伊勢神宮へ、その後は伊賀の里を経由して伊勢志摩の海へ行ったのでした。はい、3月下旬の週末のことです。書くのが遅れてすみません。海です。あの家に住みたい。入り組んだ海…

お伊勢参りじゃ 赤福ええじゃないか

すみません、東京では桜の季節が過ぎ去ろうとしているのですが、このブログではまだ3月末の旅について書いております。前々回は渥美半島の旅について書いたのですが、半島の先端からフェリーで伊勢湾を渡り、紀伊半島の東にある鳥羽に着いたんですね。 久し…

春と海なら幸でしょう - 渥美半島の魚介たち

前回に続いて渥美半島を行きます。半島の突端のほうには大きなホテルなどはなく、小さな民宿が数軒とそれに付随した小さな食堂があるだけです。そのうちの一軒に行き当たりばったりで突入です。刺身に添えられた菜の花が春らしい一皿です。3点盛りなのですが…

春の散歩旅 渥美半島の春が春らしい

お久しぶりの更新となりました。話としては、この1ヶ月、楽しくてメンタルが復活した青梅マラソンと、その後まさかの風邪で静岡マラソン無念の断念という出来事がありました。その他にもたまーに美味しいものを食べていたりしており、ネタ的には書くべき出来…

陽光と夕闇と祝祭の遠州路

ここ数回(ざっくり)、11月下旬の東海道・名古屋までの旅について書きましたが、今回で最後になることでしょう。 名古屋からガーッと東へ戻ります。 浜松へ戻り、浜松駅近くのカジュアルなワイン&お肉の店で、ワイン飲み放題です。 浜松名物とか全く関係ない…

駿河の国から遠州を駆けて三河を抜けて尾張の国まで

年の瀬も差し迫ってきまして、今年の出来事は今年のうちに書いておきたいと思いつつ、書くのが追いつかない状態です。 旅することも食べることも楽しくて、さらに書くのが楽しくて、振り返るとブログとともに過ごした1年でもありました。 そうそう、このブロ…

浜名湖ガーデンパークが無料で楽園でした

11月下旬、浜名湖のほとりで何となく立ち寄った公園は、意外とボリュームがありました。 平日の火曜だったこともあってかほとんど人がいなかったのですが、もったいないほど綺麗だったのでお伝えする次第です。 この公園は静岡県営の大規模公園で、2004年に…

名古屋城と名古屋の街の四角さについて

2015年11月下旬に訪ねた名古屋の街の感想を書きます。 名古屋城、お見事でした。天守閣の金鯱が有名ですが、より感銘を受けたのはお堀と石垣でした。高くて広くて精緻だよ。東京にある皇居のお堀は自然の地形を生かした風合いで野趣があるのですが、名古屋城…

名古屋で台湾ラーメンを食べてきた

味仙 というお店です。 いわゆる台湾ラーメン発祥のお店です。 死ぬまでに一度は本場で食べるべきだと思いました。 (少し昔になってしまいましたが、2015年11月下旬に名古屋を訪ねたときのことを書きます) 台湾ラーメンとは、名古屋の中華料理店「味仙」で考…

こんなの初めて☆バースデーケーキで遭難寸前?!

ラン→飲み→旅→旅→旅→爆睡と日々を過ごすスペシャルな週でご報告が遅くなりましたが、11月23日にめでたく41歳になりました。 そんな今年の誕生日は、なかなか現地まで行かなければ食べられないであろう噂のスイーツをいただきました。 甘口抹茶小倉スパ@マウ…

トレラン大会初出場 上州八王子丘陵ファントレイル in 太田

11月21日(土)、連休初日はトレラン大会に初めて参加しました。 上州八王子丘陵ファントレイル in 太田 www.shinkonet.com という、群馬県の太田青年会議所主催の、第1回大会です。 (酔っ払って)私をこの大会に導いてくれたくろいわさん、そして同行させて頂…

大山で孤独のトレランナーになった話

前回に続いて大山に行った日記です。何となくトレランをイメージしていましたが、やはり人がいる所は走らないようにしました。その結果、登りの山道は一切走らず\(^o^)/紅葉シーズンで、伊勢原からの参道経由は、参道から人がたくさんいて頂上まで断続的に…

神奈川の大山に急に登ってきました

筋肉痛になりたい。超回復で筋肉を増やしたい。 それで思いついたのが登山でした。 なんて本当は再来週、初めてのトレランに出るんですが、練習に行ったことがないし長らく山には登ってないし、自分の脚は大丈夫なのかな?と心配になったのでした。 そこで、…

三島 like a heaven

三島は、澄んだ水の街でした。水と親しむ街というと河川の合流地点が多いと思いますが、こちらは富士山に染み込んだ水が湧き出て存分に流れる場所でした。前回の記事にあった楽寿園を出て三島大社へ向かおうとすると、いきなり澄んだ水の池に出くわします。…

沼津でパン食べ放題モーニングからの、三島楽寿園

私の中では漁港のイメージが85%の沼津で、パンを食べまくることになるとは思いませんでした。ホテルの朝食はパンがメインのビュッフェだったのです。「先もあることだし、そんなに朝からパンを食べることもないでしょう」なんつってね、10個あまり完食するこ…

また沼津で海の幸を食べてしまった

前回に引き続き伊豆半島の旅・2015年11月版をお送りします。 前回は修善寺の先、浄蓮の滝のわさびジェラートと、そこから少し南に河津七滝とわさび丼の店があったんですね。(前回「伊豆七滝」と書いてしまいましたが、正しくは「河津七滝」でした。訂正いた…

わさび丼 隠れ径 ジェラートと 浄蓮の滝

このところ諸事情により旅づいている私ですが、11月3日と4日は伊豆半島まん中の旅をして参りました。 今回の記事では、あの有名な歌に出てくる浄蓮の滝と、その少し南になる伊豆七滝で食べた、わさび関連のものについて報告いたします。 (2015年11月5日訂正…

鹿島神宮の三色だんご。

昨日のナビスコカップは鹿島アントラーズの勝利で終わったらしいですね。 さて、そのアントラーズの本拠地のほど近く、鹿島神宮まで行ってきました、千葉・茨城ドライブシリーズです。 霞ヶ浦へ向かう途中、利根川のススキと水門。 ほどよい公園。 鹿島神宮…

九十九里のいわし天丼は、さり気なく美味

アクアラインを渡って房総半島を横切り、九十九里までやってきました。ちなみに1里は約4kmなので、99里は396kmとなり、東京からだと名古屋まで行っちゃいます。実際の九十九里海岸は、約60kmとのことですが、それでも十分長いです。そんな海岸線で立ち寄った…

房総半島の真ん中にある不思議の湖 高滝湖

川崎側からアクアラインを渡って房総半島へ向かい、そのまま真ん中へ突入です。 高滝湖のほとりにはあの、ローカル風情満載の小湊鉄道が通っていて、高滝駅があります。 実は半年ほど前に、内房から小湊鉄道を辿る散策で来たことがあるのです。 そのときは、…

アクアラインを越えて

気がついたら4日ぐらい空いてしまいました。 寝落ちたりしていただけなのです。 生活は淡々と続いています。 25日の日曜日はアクアラインを車で渡りました。 海の上の富士山、こんなふうに見えるんですね。 湾岸の工業地帯もカッコいい。 うみほたるの最上層…

小岩井農場のほど近く 世界観カフェでおくつろぎください

前回に引き続きの岩手散策です。小岩井農場の近くには、なだらかな草原の丘と森、そして雄大な山を眺めてゆっくりできるお店がいくつかあります。今回は、自家焙煎コーヒーの風光舎というカフェを訪ねました。食べ物・飲み物と建屋の雰囲気をお楽しみくださ…

みちのく、温泉には入ってないけど湯けむりと紅葉の道

(相変わらず電波の悪い場所におり、なぜかコメントが書き込めないのですが、引き続きよろしくお願いいたします)あいにくの間断的な雨模様でしたが、車で奥羽山脈へ分け入ると、思いがけず鮮やかな紅葉の風景に出会いました。今回は(も?)写真多めの、一足早…

18きっぷで静岡の旅 まとめます。

数えたら10回シリーズになっておりました、18きっぷで静岡の旅です。 ここで総括として、18きっぷでどれくらい静岡を楽しめるのか分析してみましょう。 18きっぷの特長を生かす 18きっぷの魅力の一つは、乗り降りが自由なことです。 天気や気分に合わせて急…

18きっぷで静岡の旅 怒涛の浜松市の楽器博物館の巻

えー、2015年9月16日、東京マラソン抽選の結果、はずれました。 東京マラソンはずれました。 東京マラソン外れました。 という本日の業務連絡 (不特定多数向け) をしてからの、浜松レポートでございます。 - - - 浜松市の楽器博物館、ナメてました。 「浜松…

18きっぷで静岡の旅 浜松城だよ全員集合の巻

9月7日(月)、思い切り寝坊しました。9:15でした。 チェックアウトが10時までなので、急いで朝食を摂りに行きます。 食堂のような場所で、ビュッフェ形式だったので、とにかく急いでたくさんの種類を取ってきたのがこちらです。 写真左上から時計回りに、肉じ…

18きっぷで静岡の旅 静岡Cityの愛され家康、魔法陣を張るの巻

はてなのidコールが数年ぶりに来たと思ったら、なんと「みんなのごはん」さんが前回のつけナポリタンの記事を紹介してくださっていました。 r.gnavi.co.jp えっ、今週の人気記事特集に私が?!なんで私が東大に?! と思ったら、「みんなのごはん」の記事を…